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コード進行を4小節で作ろう|C・Am・F・Gをつなぐ最初の練習【曲づくり3】

ギターと鍵盤で伴奏のつながりを試す制作イメージ

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冒頭画像はAI生成の制作イメージです。本文の図解・練習例は、説明内容を確かめながら当サイトで構成しています。

コードから始める曲づくり|全5回の第3回

四つのコードを知ったら、時間の中へ並べてみましょう。第3回では、一小節に一つずつC・Am・F・Gを置きます。コードを増やすより先に、いつ変わるか、どの高さで鳴らすかをそろえると、短い伴奏が形になります。

この回でつかむこと

四つのコードを一小節ずつつなぎ、低音と上声の分担をメモにする。

一小節に一つ、四つを並べる

4/4拍子で、1小節目C、2小節目Am、3小節目F、4小節目G。各小節の1拍目でコードを鳴らし、4拍ぶん保ちます。小節の途中で次のコードへ急がず、「1、2、3、4」を数え切ってから変えましょう。テンポの例は前回と同じ四分音符=80です。

これをコード進行の最初の案とします。「この並びなら必ず名曲になる」という処方ではありません。まずコードの変化が分かる短い土台を作り、その上でメロディーを試すための設定です。ローマ数字で書く場合、Cメジャーの中ではI・vi・IV・Vになります。小文字viはマイナーの種類を表す表記です。

同じコードでも、鳴らす位置を近づけられる

右手で毎回コードの根音から積み直すと、和音が大きく跳ぶ場合があります。そこで上声の三音を、CではC4・E4・G4、AmではC4・E4・A4、FではC4・F4・A4、GではB3・D4・G4と置く案を試します。これは本連載のための配置例です。

CからAmではC4とE4を残し、G4だけをA4へ動かせます。AmからFもC4とA4が共通し、E4をF4へ変えます。すべての音を毎回新しい場所へ飛ばす必要はありません。Gへの移動では複数の音が動きますが、前のコード付近の音域に収まります。

三つの構成音をどの高さに置くかで、手の移動や響きは変わります。最低音に根音以外を置く転回形という考え方もあります。ただし今回は次の段落のように、別の低音を加えた全体の響きまで分けて考えましょう。

C・Am・F・Gの上声三音と根音の低音を分け、共通音を結んだ配置図
一小節ずつ保つ配置例。濃い線は上声で同じ高さを保つ音。根音の低音を別に示し、合奏全体の最低音と上声の並びを区別します。 図を大きく見る

低音は根音、上は近い位置という分担

ベースには各小節の根音C・A・F・Gを渡すと、変化を追いやすくなります。例としてC3・A2・F2・G2を各4拍。上声がAmをC4から鳴らしていても、全体の最低音をA2にすれば、合奏全体ではAmの根音が下にある配置になります。上の三音だけの並びと、全体の最低音を混同しないようにします。

一人で試すなら、最初は上のコードだけ、その後に低音だけを鳴らし、慣れたら組み合わせます。ギターなら無理に同じオクターブへ合わせなくても構いません。構成音とコードが変わる場所をそろえることを優先し、具体的な押さえ方は弾ける範囲から選びます。

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終わり方を変えると、続きの感じが変わる

4小節目のGでいったん止めた版と、次の小節でCへ戻った版を聴き比べます。どちらが続きそうか、どこが一区切りに聞こえるかをメモします。感じ方を一つの正解に固定せず、最後のメロディー音や長さも変えてみましょう。

8小節の完成例では、前半をC・Am・F・G、後半をC・Am・F・Cとします。最後はFからCへ進むので、GからCへ進む終わり方と同じ呼び方にはしません。自分の曲にするときは、最後のコードをGにして次の部分へつなぐなど、終わりの役割を選べます。

今回の作業:変わる位置が伝わるメモへ

四つの小節番号の上にコード名を書き、その下に「1拍目で一度鳴らす、4拍保つ」と付けます。音色を変えたりドラムを足したりする前に、同じ速さで二周できるか確かめましょう。途中で止まるなら、テンポを下げ、隣り合う二つのコードだけを往復します。

四小節が残ったら、次回はその上にメロディーを置きます。伴奏に細かな動きを増やさず、旋律を聴ける余白を残しておくと、どの音を変えたいか判断しやすくなります。

上声だけで試した後に、低音を足してみる

最初はC4・E4・G4からC4・E4・A4へ移る音を聴きます。次に低音C3とA2を加えると、下でコードの根音が変わることも確かめられます。図の上の三段と、いちばん下の低音を別々にたどると、全部を一度に読むより分かりやすくなります。

ベース担当がいるなら、まず各小節の1拍目で根音を鳴らし、4拍保つ案から。実際の音が途中で弱くなる楽器でも、次の根音へ変わる場所はそろえます。細かな動きを加えるのは、四人で同じ小節を数えられるようになってからでも遅くありません。

一人で鍵盤を弾くときも、両手でいきなり合わせず、低音だけ、上声だけ、両方という順に試せます。テンポを下げたら、その値をメモし、元へ戻すかどうかも耳で決めます。

ミキさん身近な疑問を、一つずつ

Amの上の三音はCから並んでいるけど、Cのコードじゃない?

ハジメさんしくみと例をつないで考える

音の組はA・C・EだからAmだね。上声の並びと、合奏全体の最低音を分けて見ると混ざりにくいよ。

耳で確かめる、今回の練習例

小さな音量から再生してください。最初に4拍の短いカウントが鳴り、その次の1拍目から始まります。四分音符=80。自動再生はしません。

4小節の伴奏:C・Am・F・G

当サイト制作のオリジナル練習例を、音高と長さをそろえて合成した学習用音源です。実際の楽器や人の演奏を録音したものではありません。機材や有料アプリを買う必要はありません。

音がつながらないときは、二つの小節へ絞る

CからAmは移れるのにFからGで止まるなら、四小節を最初から何度も弾き直すより、FとGだけを往復します。「Fで4拍、Gで4拍」を数え、指を置く位置だけ先に確認しましょう。

テンポを保つ練習中に、難しいストロークやアルペジオを同時に足すと、何で止まったかが分かりにくくなります。コードの変わる場所を確認するときは一度ずつ鳴らし、リズムの付け方を試すときはコードを二つに減らす。このように目的ごとに条件を減らします。

同じ和音を4拍保つ案と、1拍ずつ鳴らし直す案では、音数も印象も変わります。どちらでも小節の長さが変わらないことを確かめ、気に入った弾き方を後の合奏案へ書き残します。

コードの並びを変えたら、メロディーも読み合わせる

同じC・Am・F・Gを使っても、順番が変われば各メロディー音との関係が変わります。例題の旋律をそのまま別の順番へ重ねて「音階の中だから全部同じ」と考えるのは避けましょう。長く保つ音や小節の頭から、伴奏と一緒に聴きます。

最初の完成例では並びを固定し、後で一小節だけ変える方が、違いを比べやすくなります。コード進行を覚えることと、その進行の上で何を歌いたいかを探すことを、行き来しながら進めてください。

ひとつ、確かめてみよう

上の三音がC4・E4・A4、最低音がA2なら、全体のコードはC?

考え方・答えを見る

A・C・EなのでAmです。上声の一番下がCでも、全体の最低音がAなら根音が下の配置です。C・Eの共通音だけでCコードと決めないようにしましょう。

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参考にした一次資料

2026年11月1日確認。本文のたとえ・模式図・練習問題・練習曲は当サイトで制作しています。

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