【③音楽SNSアプリを活用しよう!】バンドメンバーの探し方
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先日、人生初のドラムレッスン行ってきたんですが、それ以降、録った演奏を聴かせた人たちから
「音がwww違いすぎるwwwwww」
「やっとドラマーじゃんwwwww」
とめっちゃ草生やされているアラカワです。逆に今まで何だったんだっちゅーねん。
てなわけで、いつか音楽レッスンについての記事も書きたいんですが今日はバンドメンバーの探し方第三弾!!
「音楽SNSアプリを活用しよう!」
これは実に現代的、かつアラカワ的には一番おすすめの方法だったりします。
それでは、いってみましょー!
音楽SNSアプリって何?
音楽SNSアプリ、と聞いてピンとくる人はまだそれほど多くないのではないでしょうか。この系統のアプリで最近はどんなのが出ているのかな、と調べてみたんですが、ざっと把握できた限りで3つしかありませんでした。しかもすべて国産。こういうのって、日本的なんですかねー??
とりあえず、音楽SNSアプリで何ができるかというと
・誰かの音源に、自分の演奏を重ね録りできる
・もちろん、自分が録音したものに誰かが重ね録りすることもできる
・自分でたくさん重ね録りすることも可能
・音源にコメント欄があり、ほかのユーザーとコミュニケーションできる
・フォロー機能はもちろん、コミュニティ機能なんかもあったり
どのアプリもざっくり、だいたいこんな感じです。
具体的な例でみてみましょう。
1.あなたがアプリでギターを録音する(音源A とします)
↓
2.どこかの誰かが、アプリ内でベースを重ねてくれる(音源B)
↓
3.その音源で誰かが歌ってくれる(音源C)
音源Aはギターのみが入っている状態、音源Bはギターとベースが入っている状態、ですが音源Aと音源Bはアプリ内で独立して存在します。なので、音源Bまでできている状態でも、「シンプルに歌いたいなー」という人が音源Aに歌を重ね録りしてくることもありますし、「自分もこのギターに合わせてベースを弾きたい!」という人がさらに現れて、新たなベース入り音源が生まれたりもします。
このように、アプリ内にあるいろいろな音源に各々が好きなタイミングで音を重ねることができるのが大きな特徴です。
加えてSNS機能もあるので、重ねてくれた人にコメントをしたり、気になるユーザーをフォローしたりもできます。
音楽SNSアプリにはどんなものがあるの?
2019年5月時点でのアラカワ調べですが、音楽系アプリのうち、SNS機能もひととおりある&ある程度のユーザー数がいるもの、として現状見つけられたのは以下の3つでした。ほかにあればぜひコメント欄などで情報をお寄せください!
1.nana ~歌でつながるコラボSNS~
音楽SNSアプリでは最大手。ついにユーザー数も700万人を突破したようで、今もっとも盛り上がっている音楽SNSです。録音可能な時間は90秒で、だいたい歌モノの1番がまるっと入るくらいな感じ。一曲を通して演奏したい人には物足りないですが、逆に1番だけでサクッと終われる「手軽さ」がユーザー数増加のポイントかもしれません。
2.melocy(メロシー) – 楽器や歌を重ねてコラボ録音
機能的にはnanaとほぼ同じようなアプリですが、こちらは最大録音可能時間が5分となっています。だいたいフルコーラスでもおさまるくらいの尺ですね。ユーザー数ではnanaに及ばないのですが、その分運営側との距離感がより近いので、「一緒にアプリを盛り上げる!」という空気感も含めて楽しめる感じです。
3.Jam Studio-歌と楽器の録音、投稿コラボの音楽SNS
こちらはiOS専用のアプリ(Android版はなし)なのですが、(株)アルファドライブによる音楽SNSアプリです。最大10分の録音時間、ステレオ録音、豊富なエフェクトなどなど、音楽的な面での機能はダントツでJam Studioが強いです! 機能が多い分、やや初心者にはとっつきづらさがありますが、レコーディングの入門編としていろいろいじって学ぶ価値はあります。
音楽SNSアプリのメリット
1.自分の音楽の趣味に近い人と出会いやすい
音楽って、やればやるほど「自分とドンピシャで趣味の合う人」って案外出会いづらくなっていくんですよね…。音楽SNSアプリでは、検索機能で既存の曲をコピー・カバーしている音源を探すことができるため、「自分の好きな曲をよくやっているユーザー」と自然と近づくことができます。
2.いろんな人と合奏できる楽しさがある
「音楽SNSアプリって何?」でも振れましたが、お互いの音源に自由に重ね録りできるのが音楽SNSアプリのよいところ。全国、アプリによっては全世界からユーザーが集まって、互いに合奏を楽しむことができます。リアルな場だけの出会いでは一緒に演奏できる人の数は限られますから、こういう部分ではネットの力って強いですよね。
3.仲良くなれば、リアルな場でセッションしたり、バンドを組んだり
そんな風にアプリ内でお互いの音を楽しんでいると、おのずと「実際に合わせてやりたいねぇ」なんて話になるのも日常茶飯事です。家が近ければ、いや近くなくても一緒に演奏したいから会いに行く! とばかりに、ユーザー同士でセッションイベントが企画されるケースも少なくありません。
ネットでの出会いのリスクについては前回の「ネット掲示板」でも触れましたが、「最初に音ありき」で出会い、仲良くなる音楽SNSの場合、比較的みなさん「いい人」が多いような気がします(あくまで私見ですが)。
音楽SNSアプリの注意点
1.実際はボーカルの人が圧倒的に多い
アプリ内の音源もユーザーが作っている、というのがいわゆるカラオケアプリとは違うところではあるのですが、とはいえやはりカラオケ感覚で歌っているボーカルユーザーのほうが圧倒的に多い傾向があります。
楽器ユーザーは楽器ユーザーで、なんとなくお互い音を重ね合っているうちに集まって仲良くなったりはするんですけどね。
2.楽器の録音をする際に、少し機材投資が必要
基本的にはどのアプリもスマホ本体のマイクで録音可能なのですが、よりよい音で録りたい場合にはスマホ用のオーディオインターフェースが必要になります。価格帯は3000〜5000円前後のものから20,000円超えのものまでピンキリで、それぞれ機能や音質に違いが現れます。
一度手に入れてしまえばそうそう買い換えるようなものではないですが、こういったものにもお金がかかるという点は押さえておきましょう。
用意しなければならない機材についてですけど、オーディオインターフェースって具体的に何になりますか?
おすすめのものなど紹介していただければ助かります
コメントありがとうございます!
とりあえず、要件として「スマホに対応しているオーディオインターフェース」であることが必要になります。
具体的には、この辺などですね。
IK Multimedia iRig 2
https://www.amazon.co.jp/dp/B00UV71Y4I/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_OJ-7Cb9TYXM67
Line 6 Sonic Port VX
https://www.amazon.co.jp/dp/B00MI2YF6I/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_aQ-7Cb4TFGJZG
私の周りだと、IK MultimediaかLine6のものがだいたいメジャーに選ばれている感じです(機能性としても申し分ない感じ)。
オーディオインターフェースの違い(機能と価格差)についてはいろいろと細かくなるため、また近々別記事にまとめられたらと思っていますー!