【④ベース編】あなたに向いているパートは? バンド内でのパートの役割
あなたに向いているパートは? 続いてベース編!
バンド初心者にはなかなか魅力がわかりづらい楽器ではありますが、実はかなり重要なパート。その役割について探ってみましょう!
ベースとは? バンドサウンドを支える重要なポジション!
英語では「Bass Guitar」とも言われるように、ギターとベースはよく似た形の弦楽器です。弦が4本で、ギターよりも低音域を奏でられるのがベースの特徴になります。ちなみに5弦、6弦のベースもありますが、6弦ベースともなると見た目の圧がすごいのでギターとの見た目は割と区別しやすいと思います(笑)。
弾いているのが低音域なだけに、「ベースの音ってよく聞こえない」「何弾いてるのかわからない」といわれがちなベース。耳コピができる人でも、ベースの音を拾うのは苦手という人も少なくありません。
が! しかし! しかしですよ!
ベースの音がすっこ抜けると、バンドサウンドって途端に締まりがないように聞こえがちなんです。とくにライブなど生演奏では、ベースの音圧がしっかり身体に届くのを体感したこともあるのではないでしょうか。はっきりとは主張しないけれど、低音でバンドを支えているのがベースの役割なのです。
ベースの楽しさとは?
さて、ベースの奏法としては、基本的には弦が4本、鳴らすのはだいたい1音だけ。最悪、ルート音だけ弾いていてもなんとかなります。
シンプルですね。
ゆえに、「とりあえず1曲弾ききる」ことだけを目標にするならば、ベースは一番早く達成できる楽器といえます。
ただ、そこから先がベースの楽しさの真骨頂! 低音で刻むベースのフレーズが、実はバンドのグルーブをかなり引っ張っていると気づけると、どんどんベースの楽しさが深まっていくのです。ドラムもバンドのグルーブを作り上げますが、ドラムが楽曲のフレームを作り、方向性を示すものだとしたら、ベースはそこに一番に乗っかって皆がノレる土台を作るようなイメージです。それでいて、ギターなどほかのコード楽器と合わさりながら音程にさまざまな変化を付けていくことで、さらに曲への色付けにも貢献することができます。
楽曲のリズムと彩り、両方に大きな影響を与えることができる点は、まさにベースならではの楽しみといえるでしょう!
ベースの難しさとは?
一方で、初心者にとってのベースの難しさといえば、「しくじったらすぐバレる」こと。「何弾いてるかわからない」とか言われる割に、ちょっとしくじるとすぐバレるんですよね。とくに、フレーズよりもリズムをしくじると一瞬でバレます。まず安定的にリズムを刻めるようになることが、初心者ベーシストにとっての最初の関門となるでしょう。
それを踏まえて練習方法を想像してみると…めっちゃ地味じゃないですか?←
そう、もう一つのベースの難しさは、練習がひたすら地味になりがちなこと。ドラムも練習が相当地味になりがちですが、ベースは輪をかけて地味になりがちです。ただ淡々と一音をべんべんべんべん…べんべんべんべん…地味…。
ですが、実はベースってものすごく奥深くて繊細な楽器なんです。一見地味そうなべんべんべんべん…の中に、リズムのタイミングや強弱などなど、深掘りできる可能性が山ほど詰まっているのです。その深淵を探る奥深さこそ、一見シンプルなベースに隠された難しさでもあるのです。
ベースに向いている人とは?
1.何かを黙々と突き詰めていくのが好きな人
一見シンプルそうな中にさまざまな可能性を見いだし表現していくことがベースの難しさですが、それを楽しめそう…! と思えたら、ぜひベースにチャレンジしてみてほしいです! 私の周りのベーシストも、結構深掘り好きな職人タイプの人が多いかも…。
2.影の支配者タイプ
それでいて、その研究成果を楽曲で発揮して全体がいい演奏になると嬉しいのも、ベースの醍醐味。決して表立ってアピールはしたくないけれど、「みんなが楽しく演奏できたの、実は俺のおかげやで…!」と密かな満足感に浸れる、あるいは気付いてくれる人だけ気付いてくれたらめちゃくちゃ嬉しい、というタイプの人は、がっつりベース向きです。
ベースがいい演奏をしていたら、バンド全体のサウンドも確実に2段、3段と底上げされています。自信を持ってひっそりと「俺のおかげやで!」とひたりましょう(笑)。
3.全体の空気を読むのが上手い人
とはいえ、やはり全体のアンサンブルが聴けていなければいい演奏にはなりえません。しくじると悪目立ちしやすいベースだからこそ、周りの音を聞かずに独断で演奏してもまたベースだけが悪目立ちしてしまいます。全体の空気を読みながら、よりよい方向へ演奏を引っ張っていけることが、よいベーシストとして大切な条件のひとつといえるでしょう。
ベースが向いているか、無料体験してみてもよいかも
ベースに向いているかな?と思ったとき、まずは試してみるのもよいと思います。どの楽器を触ってみようか悩んでいるときは、色々と触ってみて向いているものを探した方がいいのは間違いないですし。
でも、なるべくお金を使わずに試してみたい、そんなときは無料の体験に応募して試してみるのがいいです。
例えば有名スクールの無料体験に参加してみる
一例ですが、 東京都内に全7校を構えるBeeミュージックスクールが ベースの無料体験レッスンを定期的にやっています。都内近郊にお住まいの方ならお試ししやすいと思います。
Beeベーススクールは、新宿・渋谷・池袋の駅から駅近&キレイですし、お子さんや女性の方でも安心して通って頂ける音楽教室です。現役ミュージシャンが目的やレベルに応じて丁寧に指導してもらえたり、 好きな時間でレッスンを受講できたり、好きな先生を選べるインストラクター指名制度、楽器無料レンタル、最寄駅から徒歩5分以内というアクセスの良さなどもあり、 初心者でも経験者でもスキルアップができると、評判は良いですね。
ジャズベース、エレキベース、ウッドベース、多弦ベースが無料体験できるのは良い感じです!
まずは触ってみるところから始めて、楽しいベースライフを楽しんでください!