Band Beginners!

当方、完全アマ志向。- 初心者も楽しいバンド活動

歌に綺麗にハモるコツ!まずはハモりの音程をしっかり自分に染み込ませよう

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こんにちは!メインを歌うよりハモってる方が気楽なアラカワです。
(完全にフロントマン向きじゃない性格)

子どもの頃から楽器をやってる人って、だいたい音感がいいですよね。
とくに、ピアノなど鍵盤楽器の人たちはギターなどの弦楽器をやっていた人に比べてより音感がいい人が多いイメージがあります。
あくまで個人的な仮説ですが、鍵盤楽器のほうが横一直線の広がりで音の高低が見えるため、「音の高低のモノサシ(的なもの)」が育ちやすいのかなーと思います。

私も鍵盤をやっていたおかげか、音感はかなり良いほうだと思います。
弱めの絶対音感(白鍵だけ精度がいい)+精度の良い相対音感、という感じ。
で、そんなアラカワ、ハモりについての相談を受けたりするんですが、

「ハモりたいけどハモれない!」
「ハモろうとするとメインの歌につられる!」
「綺麗なハモりにするにはどうしたらいいの?」

がっちりやろうとすると、ハモりって実はかなりハードル高いんですよね。
音感はかなり良くないといけないし、メインのボーカルが歌っている音を聴きながらそのピッチや歌声に合わせて音程や声の響きを調整できる耳&技術も必要です。
ハモりの音程を取ったり、あるいは自分で作るにしてもコードのことを知っていたほうが断然やりやすくなりますし。

が!!!
そんな細かいことはとりあえず置いといて!!!

コツをつかむために、まずは、取り組みやすいところから少しずつ身につけていけないかな、と思い「まずはこのあたりからやってみては?」という内容をまとめてみました!

ハモれない人は、自分のハモりメロディがしっかり染み込んでいない人が多い

綺麗にハモれない、コツがわからないという人のハモりを聴いているとよく感じるのですが、

そもそも、ハモりの音程がちゃんと取れていない
音程がわかっているのに外れてしまった、ではなく、そもそも「取れていない」。

ことが多いです。
このケース、本当に圧倒的に多い。
で、その理由は主に2つあって、

  1. ハモりの音程があやふやなまま
  2. 自分の出している音程が聞こえていない

この2つをクリアできると、途端にハモりの音程が安定するようになります。

順番に見ていきましょう!

ハモりの音程があやふやなままだと、ボーカルや楽器の音に惑わされてしまう

ここですでにつまづいている人、実は多いんです。
演奏中は、とにかくいろーんな楽器でいろーんな音程が鳴っています。
そして、聴き馴染んだメインボーカルの音程も聞こえてきます。
この中で、自分が歌うべき音程がしっかりわかっていないと、聞こえてきたほかの音程に引っ張られて音を外してしまうのです。
でも、ハモりって曲の中のほんの一部分だったりするから、結構あやふやな音程のまま見切り発車しちゃってる人が多いんです。

まずはハモりの音程について、メインボーカルばりに堂々と歌えるくらい歌い込んでみましょう! コツをつかむのはそこからです。
アカペラでも迷うことなく、バシッと音程が合うくらいまでいけるのが理想です。

音程を取るのに、小さなキーボードを使うのもひとつのテ

音程をしっかり取る練習をするために、こういったミニキーボードがあると超絶便利です。

歌メロへのハモり程度であれば、それほど複雑なフレーズではないのでがんばって耳コピして弾けるようにしましょう!
もちろん、音程をつかむことが目的なので人差し指で音程を順番に押せるだけで十分です。

ちなみに、スマホアプリでも鍵盤が弾けるアプリがありますが、一画面で見える鍵盤数が非常に少ないのと、アプリによってはピッチ(音程の細かな高低)がずれていることもあるので、あまりおすすめしません。
何にせよ、音感をきちんと鍛えたい人はミニキーボードをひとつ持っておくと便利ですよ!

相対音感であれば大人になってからでも十分育ちますし、音楽をやるうえでは絶対音感がなくても相対音感さえしっかりしていれば十分役立ちます。

ねぇ、関係ないけどこっちの60’sスタイルのカシオトーンもかわいい。

CASIO ( カシオ ) / UK-01 ミニキーボード

さっきの通常版の倍以上のお値段だけど。

Youtubeにもハモり練習用のお手本がいろいろある

Youtubeで「ハモり 練習用」などで検索するとお手本動画がある場合もあります。
たとえばこんな感じ。

綺麗なハーモニーですねー!
有名な曲が中心にはなりますが、実際にハモりが綺麗に歌メロに乗ったときの響きのイメージなんかもつきやすいので、最初はこういったものでいろんな曲を練習してみるのもいいですね!

自分の出している音程が聞こえていないと音程は取りづらい

ハモりはあくまでもメインボーカルに華を添える存在ですから、メインに馴染むよう、控えめなボリュームで歌う必要があります。
でも、そうすると自分の歌っている音程が聞こえづらくなることも多いですよね。

そんなときは、左右どちらでもいいので手のひらで自分の耳を片方ふさいで、その状態のまま声を出します
ふさいだ側の耳近辺(内側)で、自分の声が響いているのがわかりますね。
これだと、周りで爆音が鳴っていても、またボーカルがガッツリ歌っていても自分の音程を見失わないで歌うことができます。

とはいえ、片耳をふさいだままの状態だと実際にスピーカーから出ているボリュームバランスがわかりづらくなってしまいがちです。
慣れるまでは片耳当てで自分の音程が合っているか確認しながら歌い、徐々に手を当てなくてもハモれるようにしていきましょう。

最終的には、メインボーカルとのハーモニーを味わいながらハモれるとベスト!

ハモりの理想形は、「メインボーカルに適度に馴染みながら心地よいハーモニーで厚みを増せること」。そのためも本当は、メインボーカルもしっかり聴きながらハモれるようになりたいところです。
でも、ほかの音を聴きながら自分の音程をしっかり取るのって、かなり音感が育ってからでないとなかなか難しいもの。

とりあえずコツをつかむはじめの一歩としては、「ハモりの音程をしっかり取って、自信を持ってその旋律を歌えること」「自分の出している音程をしっかり感じること」からで十分です!
そして、ハモった音源をなるべく録音しておいて、「さらに馴染ませるにはどうしたらいいかな?」というのを順番に考えていくようにしてみましょう!

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