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オンラインでのバンド練習や曲作りに超絶便利&手軽な「BandLab(バンドラボ)」

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非常事態宣言自体は解除されたものの、まだまだ密を避けなければならない日々が続きます。
生活スタイルが大きく変わった人も多く、前のようなペースでバンド練習ができなくなってしまったなんて人もいるのではないでしょうか。

せっかくなので、この機会に乗じて、オンラインでもバンドでの練習や曲作りができる環境を整えておけると便利ですよね。
でも、ガチガチのDTM環境を作るのもなかなかハードルが高いもの。

で、最近私が使っている「BandLab(バンドラボ)」というアプリがバンド活動を続ける中で大変便利なので、今日はこちらをご紹介します!

オンラインでのバンド練習や曲作りに超絶便利&手軽な「BandLab(バンドラボ)」

BandLabの特徴

シンプルな操作で16トラックまで録音が可能な「簡易DTMアプリ」

DTMというとどうしても難しいイメージがありますが、BandLabは機能をかなり簡略化しているため、少し触ればすぐ慣れられるくらいのシンプル設計です。シンプルでありながら、録音中にほしい機能はちゃんと揃っているので、ラフに音源を作り込んでいくレベルなら十分に使えます。

イメージ的には、iOSの「GarageBand(ガレージバンド)」と同じくらいのシンプル具合です。

iOS、Android、PCでの操作に対応

GarageBandはiOSでないと使用できないのがネックなのですが、BandLabはiOS、Android、PCのいずれからでも操作・編集が可能です。メンバー同士のスマホのOSが揃ってなくても、PCを持っていない人がいても扱えちゃうのはかなりありがたいです。

グループ機能で、メンバー間で1つの音源を共同で編集できる

アップされた音源はオンラインで共有されるので、誰かが上げた音源に別の人がトラックを追加するのもすぐできちゃいます。音源の更新は「リージョン」という形でそれぞれオンライン上で保存されるため、「前のバージョンに戻って差し替えたい」ということも可能です。
また、グループ機能を使えばクローズドな環境でメンバー同士で音源を共有して作業できます。

これだけの機能が、今のところすべて無料で提供されているBandLab…おそろしや…でも便利なものはありがたく享受させてもらいましょう◎

参考:「BandLab」と「Cakewalk by BandLab」の違い

「BandLab」でGoogle等で検索すると、「Cakewalk by BandLab」の情報が出てくるケースが圧倒的に多いかと思います。これは、いずれもBandlab Technologies社が所有するDTM用ソフトなのですが、ざっくり以下のような違いがあります。

BandLab…簡易DTMソフト/アプリ。PC(ブラウザ)でもスマホアプリでも利用可能。
Cakewalk by BandLab…前身は本格派DTMソフト「SONAR」。紆余曲折があって現在はBandlab Technologies社が開発を引き継いでいる。機能的にはSONAR最上位モデルである「SONAR Platinum(当時の販売価格は59800円!)」から他社製のプラグインや音源が省略された感じ。無料DTMソフトとして最強レベルの機能だが、Windows版しか存在していない。

しっかりやり込むにはCakewalk by BandLabがよいのですが、より間口が広くいろんな人が使えるのはBandLab、という感じですね。もう少し、BandLab自体の情報が手に入りやすくなるといいのですが…。

というわけで、BandLabのサイトはこちら

BandLabの公式サイトはこちら。iOS版/Android版のアプリダウンロードや、PC版で使用する場合のログインもこちらから行えます。

BandLabをバンドで使う方法

参考までに、ざっくりとですがBandLabをバンドで使う場合の操作・設定についてまとめておきます。

1.メンバーそれぞれでアカウントを作成し、お互いフォローしておく

後からでももちろん対応可能なのですが、先にやっておくと以降の操作的にラクになります。

2.グループ機能=「バンド」を作成する

こちらも、先に作成しておくほうがラクなのでサクッと作ってしまいましょう。

(1)マイページから「●個のバンド」というところをタップ

(2)右上の「+」ボタンをタップすると、新しいバンド名を入力する欄が表示されるので入力→作成を押します。

この後、「メンバーを招待しますか?」という案内も出てくるので、そこで自分のフォロワーの中から必要なメンバーに招待を送ることができます。
(アカウントを検索して追加もできますが、それはそれでちょっと面倒)

3.バンドで編集していきたい音源をアップする際に、バンドへの紐付け設定を行う

1.2.まで設定できたら、あとは実際に音源をアップするときにバンドへの紐付けを行うのみです。流れとしてはこんな感じ。

(1)録音が完了したら、右上の雲マーク(クラウド保存)をタップ

(2)「保存」をタップ

(3)下の方にある「詳細設定」をタップ

(4)「バンドを選ぶ」をタップ

※ついでに、「フォークを許可する」が不要であればチェックを外しておきましょう。

(5)アラートが表示されますが「続ける」をタップ。一度バンドと紐付けすると、後から外すことができないみたいですね。

(6)紐付けしたいバンドをタップ

(7)選択が反映されると、こんな風に表示されます。
問題なければ、右上のチェックマークを押して保存します。

BandLabの欠点は?

さて、持ち上げまくったBandLabですが、欠点やデメリットはあるのか? というところ。
個人的にはとくに大きな不満はないのですが、以下のようなことが原因で共同作業者が混乱するケースはたまに発生します。
メンバー内であらかじめ共有しておくのもいいかもしれません。

音源の同期に少し時間がかかる

音源をアップした後、各使用者の通信環境やスマホの動作状況、BandLab側サーバの動作状況によって同期に少し時間がかかるケースがあるようです。

  • 少し時間を置いてみる(5分程度)
  • BandLabを一度タスクキル→立ち上げなおす
  • スマホを立ち上げ直してみる

このあたりの対応で、だいたい解決する感じです。

曲タイトルに日本語を入力すると、たまにうまくいかないことがある

元々が英語版で提供されているアプリのため、曲名に日本語を入力した際に漢字の変換ができなかったり、濁点・半濁点が反映されなかったりすることがあります(できる時もあります)。

これはどうも不具合っぽくて今のところ直っていないので、とりあえず諦めましょう。

録音時、たまに音ズレが発生することがある

とくに、録音開始時やオーディオインターフェースをつないだ直後に起こりがちなのですが、実際に弾いたタイミングからずれて音が入ることがあります。
これは、オーディオインターフェースを再度つなぎ直したり、一度編集画面から抜けて入り直したりすると改善することが多いです。うまくいかなくても、何度か試してみてください。

ともあれ、どの不具合も解決方法はあるし致命的ではないですし、手軽にオンラインで音源のやりとりができることのほうが圧倒的に便利なので、とても重宝するアプリです。
オンラインでの練習や音源作成に興味のあるバンドマンの皆さま、ぜひ一度お試しください!

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