椎名林檎、ポルカドットスティングレイに学びたい…!モノマネというか歌い癖に寄せるポイントをまとめてみたよ。

今回は歌のことについて少し書いてみようと思います…!
和音分解が好きという少しだけ変態な性質なので、いわゆるバンド編成で遊ぶ際は専らコーラス部隊として生きてきましたシムラです。こんにちは+.゚(´▽`人)゚+.゚
以前ぴよ姉も書いていたのですが、バンド内のパートってすごく性格でますよね…!
シムラ自身は、性格的にもボーカル向きでないのですが(フロントも目立つのも苦手)、
音程と一緒に声色を聞き分けるのがやや得意な方なので、スキルアップの過程の宴会芸・小ネタとして、アーティストの歌い方に『寄せる』歌い方、いわゆるモノマネ芸のコツを紹介してみようかなーなんて思って書き始めてみました。
もちろん生まれ持った声質や音域があるので、ものまね芸人さんたちのようにぴったりと声色まで似せるっていうのはなかなか難しいのですが、歌い癖を真似っこして寄せていくことで自身の歌唱力アップにつながったりもするので、是非遊んでみてくださいな+.゚(´▽`人)゚+.゚
MVやライブ映像で研究!
まずは注目すべきポイントをチェック
① 口の開け方
…これ序盤からマニアックすぎるかな…?
あ、でもこれ結構大事ポイントでですね。どのアーティストに寄せようとしても、口の開け方に注目すると結構簡単に寄ったりしますのです。
よく顔が似てると声も似てるって言われたりもするのですが、顔の骨格は声帯からでた音を響かして外に出ていくので、口の開き方や口の中の空間の作り方はかなりダイレクトに影響しますー。
カラオケで練習する時なんか、ライブ映像見ながら口の開け方を真似してみるとわかりやすいかも。歌うときにその映像が脳内再生するくらいガン見してみてください(*´-`)
② 舌の位置
はい、これもなんかアレですね、おやおやシムラ変態なのかな…ってなってきますね。ごめんなさいね…!ポイント2番目は舌の位置です。結構重要なのです。発声にダイレクトに影響しますー!
試しに声を出しながら舌の位置変えてみてもらうと、かなり違いが出るのがわかると思うのですが…
やった?やってみました?(違って…!お願い…!)
洋楽を歌ったりする方にもおすすめなんですが、これ注目すると、発音かなり良くなると思います。(シムラ実は現在とある英語圏在住なのですが、どういう風に発音・発声したらネイティブに寄るのかめちゃくちゃ研究したところ、舌の位置めちゃ重要ー!)
③ 姿勢・肩の位置
意外と重要な歌っている時の姿勢!
前傾なのか、すっとモデルさんみたいに上に向かって立ってるのか、猫背とか…(´ー∀ー`)
ポイントはなんとなく声をどの方向に向けているのかなんですが、真ん前に向けてるのか、舌の方なのか、斜め上の方に向けているかとか、肩と顎の間の間隔とか。
あとは口からマイクに向かう角度!この辺りも重要だったりします。
以上の点を踏まえて、こんな感じでポイントおさえてみたらどうかな案をまとめてみようと思います。
今回は女性アーティスト編ー+.゚(´▽`人)゚+.゚
みんな大好きなこのお二方でっ!!
ポイントの押さえ方と実践!
椎名 林檎
林檎さん…!いやほんとずっとかっこいいですよねー…このお方!
つい先日公開された新曲の『公然の秘密』MVがちょうどド頭から口元が映っていて、わかりやすいので是非見ながらポイントを押さえて行っていただけたらと思いますねっ!
口の開け方
0:17〜のAメロから口元に注目してもらうとですね、林檎さんて口をあんまり開けないで歌うんですよねー!そして特徴的なのが、母音がア段とオ段の時って、大体口を縦に開くと思うのですが、林檎さんは横に開くことが多いのですー。
サビ後半0:57〜あたりでやっとパカって縦に大きく開けますよね。
舌の位置
2番に入って1:23〜林檎さんの顔がアップになってわかりやすいんですが、結構前面に舌がでてると思います。フレイバーのレとか、気にしないで発音したらもっと奥にあると思うんですが、舌の位置を変えながら歌うと、喉の周りの空間の広さが変わるのが分かると思うんですが、林檎さんのお歌は喉の開け閉めがやたら多いんですよねwww
と同時に舌をぐっと下に下げたり、ちょっと巻き込んだような形にしたりするので、実は結構忙しい…←
ロングトーンの途中で舌を引っ込める感じにすると独特の掠れとかのコツが掴みやすいかもしれませんです(´ー∀ー`)!
姿勢・肩の位置
『ギブス』のライブ映像!
『公然の秘密』の立ち方もなんですが、林檎さんはマイクスタンドで歌うとき、斜めに立ってることが多いんです。マイクと口の位置も斜めで独特だなーっていつも思ってたんですけど、「あ、ギター弾きながら歌うからかな…?」て思ったりもしました。
ギターを持ってない時も、スタンドマイクのときは斜めに立ってることが多い気がします。
全体的に少しだけ前傾なんですが、頭のてっぺんは真上にぴっと引っ張られる感じで少し顎を上げめに歌っていることが多いかなーという印象です。
ハンドマイクの時は大体正面なので、曲によって歌い方をガラッと変える林檎さんぽいなー!って感じますねー!
ポルカドットスティングレイ
いやーーーかわいかっこいいやつですね…女性ボーカルバンドはずるい…!耳に残る…!(シムラだけかもですが)
「おい!選曲!!」てなったらごめんなさい…!
口元がわかりやすいやつを吟味してたらパンテr(こほっ)パンドラボックスに…!
口の開け方
0:45〜Aメロが始まりますー!
雫ちゃんもめちゃ特徴的なんですが、下顎中心に動いてますよねー。あと、全体的に丸くて小さめに開けてますね、縦にも横にも大きく広げてないですよね。サビとかラストのロングトーンの時はパーーンって大きく開けてますよねー。
舌の位置
舌の位置は全体的に置く目ですかね、ハスキーで通る声なので、舌をぐっと奥下方面に押し込んで、喉をかぱっと開く感じをイメージしてもらえると出しやすい気がします…。(説明が下手すぎますね、どうしましょうwww)
1:30〜サビに入るんですが、サビのテンポ速めのハイトーン、ポルカ独特ですよね。あそこをキャンキャンうるさくならないようにするのも、喉を開いて息を半分抜きながら歌うと寄せやすいかもしれない…(´ー∀ー`) 頭でわかっててもなかなかできないんですけどもね…www これは練習あるのみ…!(結局!w)
ただ経験上これを自己流でGOすると喉を痛める原因になったりしますので、本気の方はちゃんとボイトレ行きましょう!
シムラは痛めたところで生活に全くの支障がないものですから…
姿勢・肩の位置
ギターを弾きながら歌っていることが多いからだと思うんですが、全体の姿勢は腰から前傾していて、マイクスタンドに向かって頭は斜め上向いてる姿勢が多い傾向かなー?
上唇ほとんどマイクに付いてますねーこの時の下顎の離れ方(?)もポイントですかね!(´ー∀ー`)
実は歌唱力アップにもつながる、アーティストの歌い癖のコピー
このシムラが書いた寄せ芸に関してはほんと宴会芸・小ネタ程度用なんですが、(ボイトレにちゃんと行けばここはどういう風に響すとか教えてくれると思います!それこそ今流行りのミックスボイスとは何ぞ…?とかさ…!)
((ただなかなかの敷居の高さじゃないですか…?ボイトレ…!もちろん未経験のシムラ。あ、なんかいろいろ書いてしまったので言い訳させてください…(震)サックスのレッスンには過去しこたま行っていたので、耳だけはまだ少し健在なのです…!))
コピーとか、寄せ芸のいいところは、ここをこういう風に歌うにはどうすればいいのかっていう自分の中の課題に向き合えるんですよね、自分の出した音にちゃんと向き合うってすごく大事なことだと思っています。
録音した自分の声を聞くってメンタル的にすごく来るものがあるんですが…←
たくさん自分の音を聴けば聞くほど、細かい課題が見えてきます。
ピッチ・音程はもちろんなんですが、発音の仕方や、音の響かせ方、ビブラートの深さ・速さ、そういう細かいところを自分で把握するってとても大切ですよねー!
お耳の性能が上がれば上がるほど、細かい課題が見えてくるので、調整しやすくなって上達スピードもあがる(はずな)んです。
シムラが若い時はスマホなんてなかったので、テープレコーダー(略してテレコ…!)とか、録再のMDをお年玉で買ったりとかとか、そんなだったんですが…www
今の時代はアプリで録音して、自分でも自分の音が聴きやすい環境ですし、なんならSNSだし他人からの評価もなんとなく把握できるっていう…!
素晴らしい時代になったもんだ…!と思っています(´ー∀ー`)
耳が良くなると楽器や歌はほぼ確実に上達するので、nanaやsing、JAM Studioなどの音楽アプリも活用しつつ、是非試してみてくださいな+.゚(´▽`人)゚+.゚
真似することで自ずと持ち札が増える!
その人にしか出せないオリジナルの歌い方って憧れますよね?!(え?!私だけじゃないよね?!できないけど!)
なるべく寄せたくない!っていう方ももちろん少なくないと思うのですが、テクニックの持ち札は多ければ多いほどオリジナルの幅が広がるんじゃないかなーとも思って、こんなネタを書いてみました。
シムラは単純に昔から寄せ芸遊びが好きなのですが、それぞれの音を研究するのってとっても楽しいので、是非是非いろんなアーティストを真似してみてくださいね+.゚(´▽`人)゚+.゚
あ、もしこのアーティストの寄せポイントまとめ欲しいとかもしあれば、Twitterでお知らせくださいませーーー!
洋楽アーティストにもそこそこ対応できると思いますー。(多分ー!)出身地域による発音の違いとかめちゃ面白いですよね(変なツボ)
ではではっ!最後までお付き合い頂きありがとうございました!
シムラでしたー+.゚(´▽`人)゚+.゚

元クラシック勢。木管低音の響きに惚れ込み全学生時代を注いでしまうという失態を冒す。
現在はゆるゆる好きな音楽と戯れる程度。ふらふらとあちこちへ出掛けては、その土地の音楽と歴史に酔い溺れる拗らせ系です(踊)
近頃は余生を楽しむべく、ウクレレはじめました+.゚(´▽`人)゚+.゚