この中に、『ロック』を語る精神力をまだ持っている大人はいらっしゃいますか。
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『音楽ジャンル?面倒くさい、でも面白い。』シリーズ
第2回は『ロック編』になります。
こんにちは、シムラです+.゚(´▽`人)゚+.゚
いやー…!!この歳でロックについて語るのはいささか恥ずかしいですが…!
好きですよ!大好きですし、しっかりがっつり通ってきましたとも!!
は、、、恥ずかしい!!!!!!←
今もロックは大好きです。(が、声を大にしてはいけない薄汚れた大人になってしまいました…)
というのも、音楽理論や曲の構成よりも、『ロック』という定義の占める割合が『精神性』にあるからなんです。
ロックミュージック自体は、もともとロックンロールやブルース、フォークからより前衛的に、アグレッシブに、
「俺たちは!!!こういう!!!ことが!!!言いたい!!!!!」
という音楽なんですよね。
まさに10代20代のお年頃、社会や大人や今ある既存のシステムや、今やることの意味に腹を立てている世代のコアな部分というか、そういったものがベースになっている音楽だと私は思っています。
反社会・反体制を表現した音楽で、音もどちらかというと攻撃的なものが多いかもしれません。
少し逸れてしまいますが、20代前半くらいまでって、なんか割と怒ってる人多いじゃ無いですか。社会に失望して、人が嫌いで、否定的で。
若いというか、青臭いというか。それ自体は生きていく上で必要なプロセスだと思っているので、良しとして、そういう時期の時にハマりやすい音楽や歌詞だったりするんだと思っています。
言いたい事を音楽にして表現していく!誰になんと言われようとも!!絶対だ!!!
という音楽…www
始まりは、1950年代アメリカで生まれたのロックンロール
アメリカ南部で生まれたブラックミュージック、ブルースやジャズから展開されたリズムアンドブルース(R&B・RnB)と、カントリーなどのいわゆる「白人音楽」の要素が合わさりあって出来上がったロックンロール。
1950年代のアメリカは、エルヴィス・プレスリーやチャック・ベリーなど、ロックンロールアーティストの大御所!なアーティストがこぞってやんちゃされておりました。←こら
1960年代に入ると、イギリスで活動していたビートルズがアメリカに上陸し、ここからロックミュージックがぐいぐいと派生していきます。
ロックンロールもしくはロックミュージックからの派生したジャンルは、言わずもがななんですが、
・フォークロック
・ロカビリー
・ガレージロック
・ハードロック
・グラムロック
・プログレッシブロック
・パンクロック
・メタル(?)(←入れていいものかだろうか…!)
と、こんな感じです。
ここで一個一個掘り下げるとえらいことになってしまうので、今回は名前だけ出しておきます!←うまくかいつまんで説明できない(へっぽこライター)
時系列的にロックンロールから書き出そうか迷ったんですが、ちょっと大人の事情で、ロックという大きなくくりから派生させていこうと思います。
この細かく派生されていったジャンルに関しては、もう少しちゃんと分類ができるので、続きで書こうと思っています。
結局のところジャンルとは、売り手側がプロモーションをしやすくするために作られたもの
なので、前回のポップスともかぶってしまうところがあるんですが、
ポップスは作り手、売り手側の意向で音楽構成などの派生や類似性を度外視した、平たく言えば『売れるために作る音楽』または『実際に売れた音楽』であり、
ロックに関しては、作り手の主張したいことの意向をもって、音楽構成はあまり問われない音楽だったりします。作り手がロックだ!と思ってやっていれば『ロック』になっちゃうやつなのです。
そもそも「聞き手の批判とか評価を気にしない音楽」という音楽なのでw
いわゆるロックバンドというと、ボーカル、エレキギター、エレキベース、ドラムで構成されることが多く、ドコドコジャキジャキ、歪んだエレキギターがギュイーン(雑ー!)したものが多いので、そういうイメージを持っている方も多いと思うのですが、
ゆったりとした曲調や、アコースティックバンドの曲で、
「めちゃめちゃロックやないのwwwwwww」
という曲や、そういう音を作られるアーティストさんも実際少なくありません。
反対に、「俺たちはロックじゃねぇ、◯◯をやってんだ!」と主張するアーティストさんがいたとしても、プロモーションや店頭にCDが並ぶ際に「ジャンル:ロック」にされてしまうこともあります。
そんな訳で、どうしても雑なくくりになってしまうし、ジャンルとしてこれでいいの?ってなっちゃいがちなんですよね。
つまるところですね、ここでいうロック…「ロックとは…」に、満場一致の答えが出る日は来ないんじゃないかな。という私の持論でまとめてもいいでしょうか…
……シムラでしたっっ+.゚(´▽`人)゚+.゚←
元クラシック勢。木管低音の響きに惚れ込み全学生時代を注いでしまうという失態を冒す。
現在はゆるゆる好きな音楽と戯れる程度。ふらふらとあちこちへ出掛けては、その土地の音楽と歴史に酔い溺れる拗らせ系です(踊)
近頃は余生を楽しむべく、ウクレレはじめました+.゚(´▽`人)゚+.゚