Band Beginners!

当方、完全アマ志向。- 初心者も楽しいバンド活動

【①練習の進め方編】バンドでのスタジオ練習はどうしたらいいの?

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今日ね、本当はとあるバンドを紹介しようと思ったんですよ。
バンド編成の中でキーボードの生かし方が劇的に上手いなーと思ってるバンドがいて、その紹介をしようかなって。
で、以前コピーしたこともある曲を題材に「この曲のBメロ、コードが変わってもずっと同じ和音弾いてるんやで! 響きもめっちゃカッコ良いし、いさぎよくない!!?」って書こうと思って、よくよく曲を聴きなおしたら、

私の勘違い(耳コピ間違い)でした。
どうも、アラカワです。
自分の才能が恐ろしいなと思いました。←

さて、バンドを始めていざみんなで音を合わせてみると、「あれっ、思ったようにいかないな」と感じることはよくあります。私のように耳コピを間違えたり(それでもいい感じになる場合もあるので響き次第ですが、違和感があれば直さないとですよね)、楽譜(スコア)があったとしても、実は結構、音の誤植があったりするものなのです。
そういった点を確認しつつ、全体のグルーブやアンサンブルをまとめていくのが、スタジオでの練習です。ですが、まだバンド初心者だと「そもそもスタジオでどうやって練習したらいいか」がわからなかったりしますよね。

そこで今回は、スタジオでの練習方法についてまとめてみました!
どんな流れでやるか、何を意識するかで、スタジオ練習での効率はぐっとよくなります。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。

スタジオでの練習方法/全体の進め方

「練習枠が2時間」という想定で仮のタイムテーブルを組んでみました。まずは全体感をこれで把握してみましょう。

各曲の練習時間は、各々のスキルや曲の難易度で結構変わりますが、だいたいこんな感じですかね。
ここでは4曲練習する想定でいますが、新しくやる曲ばかりだったりすると2時間では3曲くらいしかできないかもです。そのあたりはまぁ、よしなに。

それではいざ、スタジオ内での練習、「音出し〜曲練習」にかけての具体的な内容をみていきましょう!

1.音出しと調整について

ここ、超絶重要です!!
スタジオ内ではそれぞれのスピーカーがばらばらの方向を向いているため、どこに立つかによってほかの人の音の聞こえ方が大きく変わります。
自分の音だけでなく、ほかの人の音もなるべくバランスよく聞こえるように、それぞれの立ち位置とボリュームバランスを調整する必要があります。聞きたい音が聞こえていないと、「今の演奏がよかったのかどうか」もわからないですからね。
まずは何でもいいので1曲合わせてみて、やりづらさを感じないかチェックしましょう。
たとえば、以下のようなポイントを押さえておくと幸せになれます。

・ドラムやボーカルは、ギターやベースに比べて調整できるボリュームの限界がきやすいので、ドラム、ボーカルのボリュームに合わせて全体を調整する
・ドラムが聞こえづらく感じるときは、ドラムに近づく。でも近づきすぎるとドラムばかり聞こえてやりづらくなるので注意
・逆にドラムは、自分の音がデカすぎてでほかの楽器が聞こえづらい傾向があるので、ボリュームの要望はどんどん出す
・ギターやベースのボリュームについて。人によって「自分は聞こえる」「俺は聞こえない」などばらつきがあるときは、アンプの向きを変えてみると解決することがある(アンプの音はアンプが向いている方向にまっすぐ飛ぶ性質があるため)

2.曲の練習について

音出しでボリュームのバランスがとれたら、いよいよ本格的に曲の練習に入りましょう!
曲の練習は、こんな流れで行うと効率的です。

(1)いったん全体を通して演奏する
 ↓
(2)気になったところを部分的に練習する
 ↓
(3)部分練習が終わったら、確認のためもう一度全体を通して演奏する

(2)の「気になったところ」ですが、いったん通しで演奏するときに以下のような点を意識しておく必要があります。

・全員のノリは合っているか
・キメやブレイクはばちっと合うか
・コードの間違いなど、不協和音はないか

演奏をしながら上記のようなことを意識し、かつ演奏が終わるまで「ここ、後で確認しておこう」と覚えておくのって、慣れないうちは結構難しいです。ですが、そもそもバンドって「みんなの音を合わせてひとつの演奏にしていく」こと。「演奏しながら全体を聞く」力は絶対必要なものなので、少しずつでも意識するクセをつけていきましょう。

初心者でも経験者でも、演奏を録音しておくのもオススメです。というか、絶対やったほうがいいです。どれだけ慣れてきても、やはり録音して客観的に聴くといろいろな発見があります。音楽用のレコーダーなどもありますが、とりあえずはスマホの録音機能でも十分です。
スタジオの時間に余裕があれば、その場で聴いてみんなで意見を出しあうのもいいですよ!
ちなみに、「明らかに誰かが弾けてなくて合ってない」というケースも時にはあるかと思いますが、当人がわかっていそうであればそっと見守りましょう(笑)。案外、みんなで何度か合わせているうちに家でできなかったことができるようになったりするものです。「練習不足で弾けていない」ということは本人が一番よくわかっていますし、スタジオ練習を何度か重ねて、それでも「これは完全に練習不足がすぎるな」と感じたときに指摘するのでも遅くはありません。

上記(1)〜(3)を繰り返して、ほかの曲も練習していきます。そして、その日ののスタジオで練習した曲が4曲なら、その4曲を最後にひととおりおさらいしておくとよいでしょう。最初の曲などは、練習してからすでに時間も空いているので、注意しなければいけない部分を案外忘れがちです。復習ちょー大事。

スタジオでの練習については、まだまだ押さえておきたいポイントがあります。
が、長くなるので次の記事にてご紹介しますね!

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3 thoughts on “【①練習の進め方編】バンドでのスタジオ練習はどうしたらいいの?

  1. 時間を長く借りるより、効率的に時間を使った方がいいですよねー
    ちなみに、おすすめのスタジオとかありますか??神奈川周辺ですー

  2. sara-poohさん

    そうなんです! 体力精神力のことを踏まえると、長時間ダラダラやるよりはぎゅっと効率的に集中したほうが効果的だと思います!
    練習の前に、メンバーみんなで今日の目標とかをすり合わせておくのもいいかもですね^ ^

    神奈川周辺だと…エリアにもよるのですが関内や厚木は音楽がアツいイメージありますね。あるいは、東京都になりますが町田もいくつかスタジオがあって、神奈川からも行きやすいです。
    私が使った中でのおすすめだと…関内にある「月桃荘」とかは、駅からすぐでスタッフさんも親切なので、使いやすいかなぁと思います!

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